契約 2026.08.18 読了 約7分 #契約書#ファクタリング#コンプライアンス

ファクタリング契約書のチェックポイント|見落としがちな8項目

令
令和財託 資金調達アドバイザー
契約担当
ファクタリング契約書のチェックポイント|見落としがちな8項目

ファクタリング契約書は専門用語が多く、うっかりサインすると後でトラブルに。必ずチェックすべき8つのポイントを、契約担当が実例付きで解説します。

なぜ契約書の確認が重要か

ファクタリング契約書は、法的には債権譲渡契約です。専門用語が多く、うっかり見落とすと後で「聞いていない」「予定外の費用が発生した」といったトラブルの原因になります。

優良会社(令和財託等)は、契約前に丁寧に説明してくれますが、それでも自分の目でチェックする習慣が重要です。

確認すべき8つのポイント

ポイント1: 買取金額と手数料

売掛金額・手数料率・実際の入金額が明記されているか。手数料の計算方法も含めて確認(手数料相場)。

ポイント2: 支払期日

あなたがファクタリング会社に返金する期日が、売掛先からの入金予定日と一致しているか。

ポイント3: 買戻し特約(リコース/ノンリコース)

売掛先が支払わなかった場合、あなたが買い戻す義務があるか。ノンリコース(買戻しなし)が原則。リコースは実質融資扱いで違法性が高い。

ポイント4: 債権譲渡登記の有無

債権譲渡登記が必要な場合、費用(5〜10万円)と手続きの内容を確認。売掛先に知られる可能性があるかも重要。

ポイント5: 追加費用

「事務手数料」「振込手数料」「印紙代」等の追加費用を全て明記させる。「その他費用」といった曖昧な項目は要注意。

ポイント6: 秘密保持

2社間ファクタリングの場合、売掛先への通知は行わないことが明記されているか。

ポイント7: 契約解除条件

途中解約が可能か、その場合の違約金は発生するか(乗り換え時の注意点)。

ポイント8: 準拠法・裁判管轄

紛争時の裁判所がどこか。「東京地方裁判所」など、業者所在地の裁判所のみだと不利になることも。

落とし穴になりやすい条項

落とし穴1: 「不備あった場合の再請求権」

「請求書の不備が発覚した場合、全額返還」といった条項。不備の判断基準が曖昧だと業者に有利に働きます。

落とし穴2: 「損害賠償の連帯保証」

「代表者個人が連帯保証」といった条項は、実質的に融資扱い。

落とし穴3: 「自動更新」

「1年契約で自動更新」といった条項があると、途中解約が困難になります。

落とし穴4: 「遅延損害金」

年利換算で20%を超える遅延損害金は違法。事前に確認を。

契約書の実例と読み方

例1: 買取金額欄

売掛債権額 ¥5,000,000 / 手数料 ¥250,000(5%) / 買取金額 ¥4,750,000

→ 手数料5%で475万円が入金される、と明記されているのでOK。

例2: リコース条項の例

甲は、売掛先が期日に支払わない場合、直ちに乙に対し当該売掛債権額の全額を支払うものとする。

→ これは買戻し義務あり(リコース)。実質的に融資扱いで違法性が高い。避けるべき条項。

例3: ノンリコース条項の例

甲は、売掛先の支払不履行に対して責任を負わない。乙は、当該リスクを負担することを承諾する。

→ これはノンリコース(買戻しなし)。正当なファクタリング契約。

契約前にやるべきこと

STEP1: 契約書の事前入手

契約日当日ではなく、事前に契約書のコピーを送ってもらう。「送れません」という業者は避ける。

STEP2: 8ポイントのチェック

本記事の8ポイントを1つずつ確認。

STEP3: 疑問点を明文化して質問

疑問はメール等で送信し、回答も文書で受け取る。

STEP4: 大口なら弁護士確認

1,000万円超の契約は、弁護士に契約書を確認してもらうと安心。

まとめ

ファクタリング契約書のチェックは、トラブル回避の生命線です。8つのポイントを必ず確認し、疑問があれば納得するまで質問する姿勢が重要です。

令和財託は契約書事前開示・8ポイント全て明記・追加費用なしの透明な契約体系です。まずは無料相談から。

この記事のよくあるご質問

Q 契約書に押印してからでも変更できますか?
A
双方合意があれば変更可能ですが、原則は契約前に確認・交渉することが重要です。
Q 契約書のコピーはもらえますか?
A
正当な会社なら必ず渡してくれます。渡さない業者は要注意(<a data-link="p17">悪徳業者の見分け方</a>参照)。
Q 弁護士に確認してから契約すべき?
A
大口契約(1,000万円超)の場合は弁護士確認をおすすめします。少額なら、この記事のチェックポイントで十分です。
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